例) クラスタル一輪挿し

クリスタルガラスの一輪挿しです。
外寸は縦横45mm、高さ75mm。穴の直径は30mmで、深さは60mmとなっています。

カット製造により作られたものです。
まず八角柱の形にガラスをカットし、直径30mmの穴を空けます。上部と下部に5mmの面取りを施し、最後に研磨して仕上げます。カット製造のため、透明度は抜群で気泡もありません。

シンプルに直方体のガラスに穴あけ加工したペンスタンドです。穴あけ加工した部分を大きめに面取りすることで高級感が出ます。
ガラスの縁は特に指定しなくても面取りを行います。多少の面取りを行わないと簡単にガラスが欠けてしまうからです。

長細い一輪挿しです。角の部分を波状にカットしています。回転する工具で研磨しますので、このように曲面的にする方が簡単できれいに仕上げられるという訳です。直線的な鋭角に仕上げるとなると、おそらく鋳造製造になると予想されます。